二風谷アイヌ博物館から

平取町立のアイヌ文化博物館はモダンな建物と、魅力な展示の博物館です。「人々の暮らし」「神々のロマン」「大地の恵み」3つのゾーンからは手作りの民具たちが、時を超えて語りかけてくるようです。国道を挟んだ坂上にある萱野茂二風谷アイヌ資料館にも時代を映す伝承品が数多く展示されておりました。ご存知のようにアイヌ文化は口実の伝承文化ですから、伝え聞かされた言葉や踊り、技、形式美あるものでしか残されておりません。アイヌは人類学的には縄文人と近く、オホーツク文化と本州の文化を摂取して生まれたと考えられているそうです。アイヌ民族の民族学的な論点は本州人の私などでは、とても理解不能な領域です。新ひだか町にもアイヌ資料館があり、昔の砦の跡や住居跡が残っており、英雄シャクシャインの記念像が建っております。2020年、白老ポロト湖畔に国立アイヌ民族博物館がオープンいたします。どんな発信を国内・海外に向けてされるのか、期待して待ちたいと思います。