



6月のアイヌ植物園から
真歌公園のアイヌ民族資料館に隣接して作られている、アイヌ植物園。昨年から手入れをされたようで随分綺麗になりました。植物も増えて、今は緑豊かな季節を迎えています。今年は、セリ科のオオハナウド アイヌ語(ピットク)の花も見ることができました。
花の咲く前のものを食用や儀式用に採取するそうです。多くは乾燥して保存食となります。
ヒガンバナ科のギョウジャニンニク アイヌ名プクサ。
葉・茎は食用として今でも食べられています。昔は多くは乾燥保存しました。また、風邪の特効薬として鍋で煮てその蒸気を吸ったり、葉を煎じて体に塗ったそうです。
たかが植物の草や木ですが、先人たちが生活に活用した想いを愛しく思えば感慨深いものがありますね。